債務整理をするとローンは組めなくなる?
■債務整理をするとローンが組めなくなる
債務整理には、任意整理、個人再生、自己破産などがあります。
これらの債務整理手続きのうち、裁判所で手続きを行う「個人再生」「自己破産」を行った場合には、ほとんど確実に個人信用情報機関に事故情報として登録されてしまいます。これは、自分の名前が、いわゆる「ブラックリスト」に載ることを指します。
この登録があると、基本的には、クレジットカードが使えなくなったり、住宅ローンや携帯電話の分割払いなどのローンが組めなくなるといったデメリットが発生します。
ただし、事故情報が登録されるのは5〜10年程度ですので、5〜10年の一定期間が経過し事故情報の登録がなくなれば再度ローンを組むことができる可能性が出てきます。
■債務整理後にローンを組む際の注意すべきポイント
債務整理後にローンを組む際には、個人信用情報機関の登録が消えているか確認するのがおすすめです。
個人信用情報機関に請求すれば、登録が消えているかどうか確認することができます。
また、個人信用情報機関の登録が消えていたとしても、各金融機関には記録が残っている可能性が高いです。
そのため、債務整理をしたときの金融機関とは別の金融機関でローンを組むようにしましょう。
また、ローンを組むことで再び多重債務に苦しむ可能性にも繋がりますので、ご自身の収支を十分に検討した上で申し込むようにしましょう。
弁護士佐藤英)は、豊富な知識と実績をもとに、債務整理をはじめとして、様々な法律問題に広く対応しております。
神戸市を中心として、大阪府、京都府、兵庫県、岡山県などにお住まいの方からのご相談を承っています。
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